名称変更のお知らせ「海津温泉宙舟の湯」

令和5年4月1日より「海津温泉 宙舟(そらふね)の湯」に名称変更しました。

昭和47年の開館以来、海津温泉は、高齢者の健康増進等を目的に、老人福祉施設として市民の憩いの場を提供するとともに、市内唯一の温泉付き宿泊地として、市内外の多くの皆さんに親しまれてきました。
このたび、海津温泉を賑わいが生まれる市の観光拠点となるよう、老人福祉施設から観光誘客施設に改め、名称を「海津温泉 宙舟(そらふね)の湯」といたしました。

今後ともより一層ご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

名称の由来

この地域は、日本のほぼ真ん中に広がる濃尾平野にあり、そこを流れる木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)の水の流れによって育まれた穀倉地帯で、見渡す限りのどかな田園風景が広がっています。

古くは鎌倉時代以降、川に囲まれたこの地域に住む人たちが洪水から身を守るために堤を築き、「輪中」と呼ばれる独特な地形を形成しました。

鎌倉時代の紀行文「春の深山路(みやまぢ)」には、「水いでたる時は ふね此つゝみの上にゆく 空に行舟とぞみゆる」と描かれています。

「増水した川を行く舟がまるで空に行く舟に見える」という情景から「宙舟(そらふね)」と名付けました。